協会について

ごあいさつ

ごあいさつ


一般社団法人日本専門店協会
会長 髙野吉太郎

専門店が「生活創造産業」の中枢的役割を果たす立場をより明確にし、内外諸団体及び関係官庁との情報交流を図り、社会的認知の向上と総合的な文化生活の促進という役割を果たすため1989年6月7日に通商産業大臣の認可を受けて、「社団法人日本専門店協会」が設立されました。

あらゆる業種が規模にこだわらず、強い理念とクリエイティブな心を伴った香りを大切に質の高い専門店を目指し、創立の趣旨実現の努力をしてまいります。 みなさまのご支援、ご協力をお願い申しあげます。

目的

本会は、専門店(くらしに夢を与えることを目指して、品揃え、サービスに独創性を有し、主として買い回り品、専門品を取り扱う商圏の広い小売店をいう。以下同じ。)に関する調査 及び研究、人材の養成、国際交流等を行うことにより、我が国の専門店及び小売店の健全な 発展を図り、もって豊かな国民生活の実現に資することを目的とする。

趣旨

近年、我が国の産業構造が急激に変化し、経済のソフト化・サービス化が進展する中で、国民生活の面でも需要の個性化・高度化・多様化などの消費の進化がみられ、消費者には真の豊かさを実感で きる社会の構築に向けての生活改善意欲が高まっています。

このような背景の下、流通産業とりわけ小売業が、今後とも継続的に豊かな生活の実現に寄与し、内需の拡大に貢献するためには、これまでのように単に商品を大量に供給するのではなく、むしろ積極的に生活文化の提案や豊かな生活の創造を行う、いわゆる生活提案産業ないし生活創造産業に脱皮 していく必要があります。消費者の価値観や生活行動の変化に伴う新しい高度な需要を創造することなしに内需の拡大は不可能ですし、消費者の満足も得られず強いては経済活力の低下にもつながると 言えます。

このため小売業は絶えず生活者の立場に立ち、あらゆる技術的・文化的な研鑽を行い、流通機構の合理化と近代化を通じて、すべての面で専門化・多角化を遂げていく努力が必要であり、生活者のくらしの質を高めることに役立つことが専門店の大きな役割であると考えています。 我々はこのような状況を踏まえて、十数年に亘り消費生活との関わりを深め、良質な、より深い品揃えを主張するなど社会生活向上に寄与していくことを目的に、種々の活動と変遷を遂げたのち、1988 年9 月に日本専門店協会を発足させました。

1989年6月9日、その組織を発展させ、専門店に関する調査及び研究、人材の養成、国際交流等を行うことにより、我が国の専門店及び小売業の健全な発展を図ることによって豊かな国民生活の実現 に寄与することを目的として、社団法人日本専門店協会を設立。23年の活動を経て、2012年4月1日に一般社団法人日本専門店協会としての登記を完了し、新たな年を重ねていくことになりました。