1955年にオープン。店名の「扉」は、扉を開けて「いらっしゃいませ」と鎌倉に来る人を出迎え、行く人を「行ってらっしゃいませ」と見送る店にと、作家の久保田万太郎氏が命名。
戦争中、原材料が手に入らず店を閉めた豊島屋は、戦後には電気釜(電気オーブン)を持っていたこともあり配給のパンをつくっていました。しかし、まだ物資も乏しく、美味しいパンをつくれるはずもありません。先代よりこの話を伝え聴いていた現社長が今なら美味しいパンを皆様に食べていただけると2014年扉店のリニューアルを機に1Fにパンを併設。
鳩サブレーを毎日食べるのは無理でもパンなら毎日食べられます。地元のお客様の毎日の食卓に、また、修学旅行の生徒さんが気軽にパンをイートインで食べて鎌倉の想い出にして欲しい。 そんな思いもありパンの販売を始めました。
扉店外観
たこぱん
定番キューブあんぱん。「こし」「つぶ」「ほうじ茶」の三種類がある
パンは毎日2F、3Fの工房で焼いております